こんにちは、あべし(@honjituno)です。
今日紹介するのは、P・G・ウッドハウスの『ジーヴズシリーズ』です!
皇后陛下もご愛蔵とのおことばで話題沸騰の“ジーヴズシリーズ”。
— 文苑堂書店 新湊店 (@shinminato3) 2018年11月6日
品薄となっておりましたが、本日改めて入荷してまいりました!
『ジーヴズの事件簿』P・G・ウッドハウス/文春文庫
英国王室にも愛されるジーヴズシリーズよりぬきの傑作選です!#ジーヴズの事件簿 #PGウッドハウス #文藝春秋 pic.twitter.com/MdlX6C1HVz
英国王室や皇后陛下もご愛読の元祖ユーモアミステリー!
今回は、P・G・ウッドハウス『ジーヴズシリーズ』の順番を紹介していこうと思います٩( ''ω'' )و!
【P・G・ウッドハウス】『ジーヴズシリーズ』の順番とあらすじを紹介します!【ジーヴズの事件簿】
今回紹介するのはP・G・ウッドハウス『ジーヴズシリーズ』!
シリーズ名にもなっている『ジーヴズ』とは、イギリスのユーモア作家の巨匠・P・G・ウッドハウスによって生み出されたスーパー執事です。
一番最初の作品が発表されたのは、すでに100年以上前(!)になります。
前にフォロワーさんにオススメして貰ったP.G.ウッドハウスの『ジーヴズの事件簿』、読みました。
— ベル (@mihobell) 2019年3月10日
なぜにこんなにまで厄介事に巻き込まれるんだ!…って感じのお人好し青年と、その厄介事を見事に解決してくれる執事のコンビ?が織りなすユーモア溢れるほのぼのしたお話で面白かったです。 pic.twitter.com/QUyBHhhsG4
元祖ユーモアミステリー!ほのぼのしたい時に読みたいシリーズだね!
現在、ユーモアミステリー(コージーミステリー)といえばM・C・ビートンの『アガサ・レーズンシリーズ』などが思い浮かびますが、こんな昔からこのジャンルが書かれていたなんて驚きですね!
さてさて、今このジーヴズシリーズにブームが到来しています!
なぜかというと皇后美智子さまが84歳の誕生日を迎えられた際に公表されたご発言の中で、本シリーズについて言及されたためです!
12月8日の朝日新聞【 #売れてる本 】にて、「ジーヴズの事件簿」が紹介されました!小社翻訳出版部・永嶋のコメントも引用されています。皇后陛下ご発言以降、勢いが止まりません。#ジーヴズ #ジーヴス #ウッドハウス #文春文庫 pic.twitter.com/rUcoSJeVnP
— 文春文庫 (@bunshunbunko) 2018年12月10日
『ジーヴズも2、3冊待機しております。』とのご発言がありました。英国王室にも愛読されているシリーズとあって、出版社には問い合わせが殺到したみたい…!
気になってぜひ読んでみたいと思っても、シリーズ作品には何があって、どんな順番なのか分かりにくいのもこのシリーズの特徴です!
さらにさらに本家シリーズ作品とは別にウッドハウス財団公認のパスティーシュも出版されているそう!
届いた新刊。セバスチャン・フォークス『ジーヴズと婚礼の鐘』(竹書房文庫)。ウッドハウス財団公認の続篇(パスティーシュ)!「もうジーヴズ、全部読んじゃったんだよな……」という方に朗報ですよ! pic.twitter.com/Mxnnq1CfWL
— 北原尚彦@『モリアーティ秘録(上・下)』(創元推理文庫)12/12発売 (@naohikoKITAHARA) 2016年4月1日
P・G・ウッドハウスが生涯にわたって書き続けたとあって作品数が膨大です!今回は刊行順にリストアップしましたので、チェックしながら読み進めてみて下さい!
【P・G・ウッドハウス】ジーヴズシリーズ順番とあらすじ!
今回は『ジーヴズシリーズ』で、国書刊行会出版のウッドハウス・コレクション全14作品+文春文庫から出版されている選集2作品を、刊行順にリストアップしました!
それではあらすじとともに紹介していきます٩( ''ω'' )و!
比類なきジーヴス
ぐうたらでダメ男の若旦那バーティーと、とんち男の召使いジーヴス。
世界的に有名なこの名コンビと、オマヌケなビンゴやお節介屋のアガサ伯母さんたちが繰り広げる抱腹絶倒の人間喜劇。
よしきた、ジーヴス
お笑い街道ばく進中。英文学史上もっとも滑稽な数十ページといわれたキテレツ表彰式の章をを含む、天才ウッドハウスのナンバーワン長編。
それゆけ、ジーヴス
笑いの古典、巨匠と認められたコミックの天才との賛辞を賜る大ウッドハウスのおマヌケ千万なおバカ者列伝。
ウースター家の掟
バーティーついに刑務所入りか?極北的理不尽美少女の無理難題を前に、またまたスープに浸かり続けるご主人様。
ありとあらゆる難問を解決し続ける天才執事ジーヴス、今回のお手並みはいかに。
でかした、ジーヴス
情け知らずのアガサとダリアの両オバさんをはじめ、恥知らずの悪友シッピー・タッピー・ビンゴや怖いもの知らずの悪童トーマスらの猛攻をまえに、またもやピンチにおちいる世間知らず若旦那バーティー。
あいも変わらぬ奇人怪人たちが勢揃いした、奇想天外なジーヴス・ワールド全11編。
サンキュー、ジーヴス
バンジョレレを習い始めたバーティーはご近所から苦情を浴びせられ、田舎のコテージで練習を再開。
だがジーヴスにも辞められて新たな執事を雇い入れるが…シリーズ第6弾。
ジーヴスと朝のよろこび
うむ、これによって、地平線は目に見えて明るさを増したと言わねばならない。
友人たちのこじれた結婚問題を解決しようと鬼門スティープル・バンプレイに赴いたバーティーは、隣町で開催される仮装舞踏会に出るため“船乗りシンドバッド”のコスチュームを入手する。
その衣装には、シンドバッドには不可欠なジンジャー色をした頬ひげも付いていた。…シリーズ第7弾。
ジーヴスと恋の季節
百に及ぶウッドハウスの全小説中もっとも複雑で凝りに凝ったプロットを持ち、英国ウッドハウス協会元会長をして“全作品中のベスト”と言わしめた傑作長編小説。
絶好調ユーモア・シリーズ第8弾。
ジーヴスと封建精神
バーティー、またもや婚約か!?お相手は、灰色の脳細胞が破裂寸前までオツムに詰まったあのフローレンス嬢?―大好評シリーズ第9弾。
ジーヴスの帰還
雨どいを滑り降りている時が一番幸せというバーティーはまたもや雨どいを滑り降りることに!?
傑作短編2編も収録した、シリーズ第10弾。
がんばれ、ジーヴス
“あの男がドライマティーニ以外に何かを深く愛したことがあるとは思いません”こうまで腐されたバーティーの今回の運命は?
爆笑短篇3作も収録した、シリーズ第11弾。
お呼びだ、ジーヴス
自活への道を模索すべく職業訓練学校へ通学するバーティーは今回はお休み。新規のご主人に仕える天才封建執事ジーヴス。
大好評シリーズ第12弾、異色の外伝。
感謝だ、ジーヴス
“ジュニア・ガニュメデス・クラブ”の最高機密。あのマル秘クラブ・ブックが暗黒の魔の手に!?
大好評シリーズ第13弾、瞬間ギャグも冴えわたるウッドハウス90歳時の傑作爆笑長篇小説。
ジーヴスとねこさらい
シリーズ全14冊の金字塔的邦訳がついに完結なる!
笑いの巨匠ウッドハウス最後の長篇小説。天才執事ジーヴス、最後の活躍やいかに。
以上、ウッドハウス・コレクション14作品です!続いて文春文庫版の紹介!
ジーヴズの事件簿(才智縦横の巻)
20世紀初頭のロンドン。気はいいが少しおつむのゆるい金持ち青年バーティには、厄介事が盛りだくさん。
親友ビンゴには浮かれた恋の片棒を担がされ、アガサ叔母は次々面倒な縁談を持ってくる。だがバーティには嫌みなほど優秀な執事がついていた。
どんな難帯もそつなく解決する彼の名は、ジーヴズ。世界的ユーモア小説の傑作選。
ジーヴズの事件簿(大胆不敵の巻)
時は20世紀初頭。ロンドンのマンションの一室に、執事ジーヴズは今朝も流れるように紅茶を携えやってくる。
村の牧師の長説教レースから実らぬ恋の相談まで、ご主人バーティの難題をややいじわるな脳細胞が華麗に解決(?)。
バーティたちが通うドローンズ倶楽部の愉快な面々も少し顔をのぞかせる、ユーモア小説傑作選第2弾。
以上、文春文庫版2作品です!
まとめ
P・G・ウッドハウス『ジーヴズシリーズ』の順番紹介でした!
長年にわたり多くの読者に親しまれてきた元祖ユーモアミステリー!
気分的に平成のうちに読んでおきたいと思ってしまうシリーズ作品ですね。気になる方はぜひ手に取ってみて下さい!
最後に!同じくユーモアミステリーからM・C・ビートンの『アガサ・レーズンシリーズ』も紹介してみます!合わせてチェックしてみて下さい!それではー!