こんにちは、あべし(@honjituno)です。
今日は東野圭吾作品の読書レビュー記事!どんでん返しが凄い名作ミステリーを紹介します!
東野圭吾『仮面山荘殺人事件』を読んでみました!
仮面山荘殺人事件/東野圭吾 読了
— りこ@読書 (@Riiik0u0) 2018年4月11日
ちょっと…すごい結末だった…
完っっ全に騙されました………
真相がわかった瞬間あまりの衝撃でつい笑ってしまった。。笑 pic.twitter.com/UrACWk9Ead
笑ってしまうほどの衝撃を受けるラスト!100人読んだら100人騙されるザ・どんでん返しな一冊でした!
今回も物語のあらすじやおすすめポイントを紹介しつつ、ネタバレなしでレビュー記事を書こうと思います!
【書評】東野圭吾『仮面山荘殺人事件』を読んでみた!【どんでん返しが凄い名作ミステリー】
今回は初期の東野圭吾作品『仮面山荘殺人事件』を読んでみました!
物語の真相などネタバレなしでレビューします!まずはいつも通り内容紹介をしていきます!
『仮面山荘殺人事件』あらすじ紹介!
8人の男女が集まる山荘に、逃亡中の銀行強盗が侵入した。外部との連絡を断たれた8人は脱出を試みるが、ことごとく失敗に終わる。
恐怖と緊張が高まる中、ついに1人が殺される。だが状況から考えて、犯人は強盗たちではありえなかった。
7人の男女は互いに疑心暗鬼にかられ、パニックに陥っていった……。
東野圭吾初期作品の隠れた人気作!
今回紹介するのは東野圭吾さん『仮面山荘殺人事件』です。
本作はノンシリーズ作品。 しかも東野圭吾初期作品でなのですが、実は隠れた人気作品!
ラプラスの魔女やマスカレード・ホテルなど『最近の作品しか読んでいない!』という方にぜひおすすめしたい作品なのです!
#オススメの小説
— アネモネ (@anemone88888) 2018年12月5日
『仮面山荘殺人事件』
東野圭吾さんの推理小説
8人の男女が集まる山荘に、逃亡中の銀行強盗が侵入する
恐怖と緊張が高まる中、ついに1人が殺される
筆者には珍しく一つの建物の中だけで物語が進む、所謂“クローズドサークル”
人間描写がとても面白い東野圭吾さんの初期の名作 pic.twitter.com/wdCv7PyojD
文庫本で286ページ!テンポのいいストーリー展開なのでサクッと読めるよ!
まさか(!)のクローズド・サークル!
物語は主人公・樫間高之の婚約者・森崎朋美の死から幕を開けます。
それは2人の結婚式を間近に控えての交通事故死でした。
その事故から3か月後、高之は朋美の父・伸彦から別荘へと誘われ参加することになりますが、突如として現れた銀行強盗達により参加者全員が山荘に監禁されてしまいます。
そして緊張と混乱の中、まさかの殺人事件が発生…!!!
朋美の死は本当の事故なのか!?犯人は強盗犯なのか!?
そうでないとしたら一体誰が…!?
という感じのストーリーです!
そうです!本作は非常に特殊な状況設定のクローズド・サークルものです!
普通のクローズド・サークルでは、吹雪や嵐など自然環境が脱出できない要因となることが多いですが、本作ではその状況を作るために逃亡中の銀行強盗が登場!
その状況設定だけでも驚きでしたが、まさかそんな状況で殺人事件が起こってしまうなんて…!
最近読んだ作品では『屍人荘の殺人』もめちゃくちゃ特殊な状況でクローズド・サークルが完成してたよね!クローズド・サークルは奥が深い…!
【おすすめミステリ】今村昌弘『屍人荘の殺人』ネタバレなしで紹介!【衝撃のクローズドサークル!?】
誰もが騙される究極のどんでん返し!
Twitter上の感想でも目立っているように、本作のラストでは『誰もが騙される究極のどんでん返し』が待ち受けています。
ネタバレなしのレビュー記事でこんな風に書くのはためらわれますが、本作のどんでん返しは控えめに言ってヤバいです。
東野圭吾さんの初期の推理小説「仮面山荘殺人事件」が無茶苦茶面白かった🎵
— Ken Imai (@ken_imai04) 2018年6月17日
ラスト13ページで今まで読んできたものが全て覆されてしまう空前絶後の「大ドンデン返し❗」の結末には思わず「ウソでしょぉぉぉ😨」と叫んでしまいます💥#東野圭吾 pic.twitter.com/cNAXx74IIA
東野圭吾先生の「仮面山荘殺人事件」読了♪
— 諸橋 カムイ 平日営業最終日 (@morokamui) 2016年8月27日
マジかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!おったまげたラスト;^_^A pic.twitter.com/BsYBkE438X
仮面山荘殺人事件のラストに衝撃!前の人の足を蹴っちゃうレベル
— やざけん (@o80224763751) 2016年5月14日
ラストに向かってテンポよく読んでいたら最後にぽかん…。
読んでいる途中に『なんでこうなってるんだろう…?』と思っていた箇所も、実は東野圭吾さんの巧妙な仕掛けの一つでした。
アガサ・クリスティーの『オリエント急行の殺人』のような、物語全体を通じて漂う微かな違和感がこの物語にも存在しています。
そしてネタバレになってしまうので詳細は書けませんが、仮面の意味に気がついた時に『ハッと』しました…。
というのも、ある東野圭吾作品を連想してしまったからです。『仮面』といえばマスカレードシリーズですよね!
今回の読書で初期作品から仮面をモチーフにした作品を書かれていたことを始めて知りました。
マスカレードシリーズへと繋がる伏線を発見したような気持ちになり、とても嬉しい読書体験となったのでした。
仮面山荘殺人事件を読んだ後でマスカレードシリーズを読んだらより深く楽しめそう! 一度読んだという方も本作を読んだ後にぜひ再読してみて下さい!
まとめ
東野圭吾『仮面山荘殺人事件』をネタバレなしでレビューしてみました!
読んだ誰もが騙される究極のどんでん返しが待ち受けている初期作品の名作!
騙されたいという方はもちろん、東野圭吾は最近の作品しか読んでいないという方こそぜひ手に取ってみて下さい!
仮面繋がりということで『マスカレードシリーズ』も合わせてぜひぜひ!それではー!