ミステリー小説だと特に安楽椅子探偵が登場する作品が好き!定番・おすすめの小説をたくさん知りたい!とお考えの方。こんにちは、あべし(@honjituno)です。
今日紹介するのは『安楽椅子探偵』のおすすめ小説です!
そもそも安楽椅子探偵ものは読んだことないんだよな。
— 豆腐 (@O_Touhu) 2016年8月31日
隅の老人かネロ・ウルフシリーズなどの定番を読んだほうがいいよね。ボーンコレクターも面白そう
人から聞いた事件の概要だけを手掛かりに…たちまち事件を解決!定番作品を中心にリストアップしてみたよ!
今回は『安楽椅子探偵』のおすすめ作品をまとめて紹介していきます٩( ''ω'' )و!
『安楽椅子探偵』おすすめミステリー小説をまとめて紹介!【定番作品を中心にリストアップ】
安楽椅子探偵ってどんなジャンル!?
今回紹介するのは『安楽椅子探偵』が登場するおすすめ作品です!
いきなり安楽椅子探偵と聞かされても多くの方は『??』となってしまうと思います。
まず簡単に説明すると、安楽椅子探偵は普通の探偵のイメージとは違う少し変わった探偵です。
自らあちこち捜査に出向いて手掛かりを探すのではなく、人から聞いた事件の概要を手掛かりに推理。
外へ一歩も出ることなく事件を解決へと導いてしまう探偵のことです。
つーか、安楽椅子探偵っていって、現場に出ずに推理だけで事件を解決するってなスタイルは古くからの定番なんだけどね(;´Д`)
— どうもと (@doumoto) 2011年6月15日
話を聴いていただけだと思ったら…突然とんでもない推理力を発揮!別名『アームチェアディテクティブ』とも呼ばれているよ!
安楽椅子探偵の定番作品は!?
少し変わっているようで、実は古典作品から書かれてきた定番のジャンル。
個人的なイメージとしては、現代作品よりも海外古典作品に有名作が多く、短編集で読みやすいという印象です。
安楽椅子探偵ミステリーの元祖といわれているのは、バロネス・オルツィの『隅の老人』。なんと今から100年以上も前の作品です。
バロネスオルツィの隅の老人の事件簿。安楽椅子探偵の有名作。かなり短めのお話がたくさん入った短編集だけど、どの話も頁数に関わらず密度が濃い良作。隅の老人の説明があまりに上手くて尊敬するレベル。オルツィすごい!☜結末もえっ!?まさか!?の展開で控えめに言って最高でした。お気に入り。 pic.twitter.com/2JKzL3i0lj
— くまちよ@読書垢 (@kuma_chiyo24) 2018年8月28日
あのアガサ・クリスティーもおばあさん探偵ミス・マープル初登場作品として『ミス・マープルと13の謎』を書いています。
アガサ・クリスティ『ミス・マープルと13の謎』未解決の謎を集ったメンバーで推理する〈火曜の夜〉クラブ、人生経験に裏打ちされた観察眼で真相を的中させる老女がいた…。安楽椅子探偵の教科書のような完成度と適度なユーモア、マープルの前座的な外れ推理も発想が面白いのが良かった。 #読了 pic.twitter.com/4eKo3Od6sR
— Ru-fu. (@ru_fu_ru_fu) 2019年2月19日
古典作品に有名作が多いと紹介しましたが、もちろん現代の作品にもちゃんと人気作はありますので『古典はちょっと…。』という方もご安心を!
みんなで推理合戦していたけど、最後は探偵が事件解決というパターンが多い!?でもその安定したストーリー展開がいいんだよね!
『安楽椅子探偵』おすすめ作品紹介!
今回紹介するのは『安楽椅子探偵』のおすすめ作品で、全6作品をリストアップしました(※随時更新予定)!
それではあらすじとともに紹介していきます٩( ''ω'' )و!
ミス・マープルと13の謎
「未解決の謎か」ある秋の宵、ミス・マープルの家に集った客が口にした言葉がきっかけで、<火曜の夜クラブ>が結成された。毎週火曜日の夜、ひとりが知っている謎を提示し、ほかの面々が推理を披露するのだ。
凶器なき不可解な殺人「アシュタルテの祠」、動機と機会の奇妙な交錯「動機対機会」など傑作ぞろいの13編。
ミステリの女王クリスティの生んだ名探偵として、いまなお世代を越えて愛される名探偵の短編集、新訳でリニューアル! 創元推理文庫創刊60周年記念、〈名作ミステリ新訳プロジェクト〉第1弾!
【アガサ・クリスティー】『ミス・マープルと13の謎』ネタバレなしで紹介!【創元推理文庫から新訳版で登場!/書評】
隅の老人
元祖“安楽椅子探偵"にして、もっとも著名な“シャーロック・ホームズのライバル"。世界ミステリ小説史上に燦然と輝く傑作「隅の老人」シリーズ。
原書単行本全3巻に未収録の幻の作品を新発見! 本邦初訳4篇、戦後初改訳7篇! 第1、第2短篇集収録作は初出誌から翻訳! 初出誌の挿絵90点収録!
九マイルは遠すぎる
- 作者: ハリイ・ケメルマン,永井淳,深町眞理子
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 1976/07/01
- メディア: 文庫
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9マイルは遠すぎる アームチェア・ディテクティブ・ストーリーの定番。
ニッキィ・ウェルト教授は『九マイルは遠すぎる、まして雨の中ともあれば』と言う言葉を耳にし、この言葉を頼りに前日起きた殺人事件の真相を暴き出す!!
難事件を次々に解き明かしていく、教授の活躍を描く傑作短編集8編。
黒後家蜘蛛の会1
弁護士、暗号専門家、作家、化学者、画家、数学者の六人からなる〈黒後家蜘蛛の会〉と給仕一名は、月一回〈ミラノ・レストラン〉で晩餐会を開いていた。
会では毎回のようにミステリじみた話題が出て、会員各自が素人探偵ぶりを発揮する。だが常に真相を言い当てるのは、物静かな給仕のヘンリーだった!
SFの巨匠アシモフが著した、安楽椅子探偵ものの歴史に燦然と輝く連作推理短編集が、読みやすい新装版として隔月で刊行開始!
ママは何でも知っている
毎週金曜の夜、刑事のデイビッドは妻を連れ、ブロンクスの実家へママを訪れる。
ディナーの席でいつもママが聞きたがるのは捜査中の殺人事件の話。ママは“簡単な質問”をいくつかするだけで、何週間も警察を悩ませている事件をいともたやすく解決してしまう。
用いるのは世間一般の常識、人間心理を見抜く目、豊富な人生経験のみ。安楽椅子探偵ものの最高峰と称される“ブロンクスのママ”シリーズ、傑作短篇8篇を収録。
ボーン・コレクター
ケネディ国際空港からタクシーに乗った出張帰りの男女が、忽然と消えた。
やがて男の埋められた遺体が発見されたが、地面に突き出た薬指の肉はすっかり削ぎ落とされ、女物の指輪が光っていた――。
女はどこに行った? ニューヨーク市警は科学捜査の専門家リンカーン・ライムに協力を要請。四肢麻痺でベッドから動けないライムに変わり、女性巡査アメリア・サックスが彼の手足となって犯人を追う!
以上、6作品です!
まとめ
『安楽椅子探偵』のおすすめ作品をまとめて紹介してみました!
安楽椅子探偵は古典ミステリーの時代から人気のジャンル!探偵は人から聞いた話を手掛かりに、事件を解決してしまします!
短編集で読みやすい作品も多いので長編作品は読むのが大変という方にもおすすめですよ!
定番中の定番と呼ばれる作品ばかりですので、気になった作品からぜひ手に取ってみて下さいね!
今回の『安楽椅子探偵』の他にもテーマで別におすすめ作品をまとめて紹介しています!被っている作品もありますがこちらも合わせてどうぞ!それではー!